「大和万葉スケッチ」は絵はがき(あづま家製)になっています。
このバ−チャル画廊は冨田画伯のご許可をえてそのイメ−ジを伝えるるものです。
巻15・3602 作者不詳
あをによし 奈良の都に たなびける
天の白雲 見れど飽かぬかも
東大寺・二月堂より眺めた大仏殿
ここでも、遠景に生駒山がながめられる。
この歌の新編国歌大観の番号は3624。
新羅に行く、入新羅使の人が、出帆にさいして、別れを惜しんだり、
海上にあって故郷を懐かしんだりして詠んだ歌、8首の後に登場する。
奈良の都の空にたなびく白雲を詠じ、奈良を偲ぶ歌と思える。
しかし、斉藤茂吉の「万葉秀歌」によれば、上の句の「奈良の都に」は
山の上とか海上とか、違った語句だったかも知れないと書かれている。
(絵はがきですので、画伯の説明はありません。上田欽一の蛇足です。)
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