冨田画伯のスケッチによる「大和万葉スケッチ展・T」

【東大寺・奈良坂よりの眺め】
あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり
(巻3・328 小野 老)

【二月堂より大仏殿】
あをによし 奈良の都に たなびける 天の白雲 見れど飽かぬかも
(巻15・3602)

【平城宮跡より若草山】
あをによし 奈良の大路は 行きよけど この山道は 行き悪しかりけり
(巻15・3728 中臣宅守)

【戒壇院】
我妹子に 衣かすがの よしき川 よしもあらぬか 妹が目を見む
(巻12・3011)

【飛火野】
春日野の 浅茅が上に 思ふどち 遊ぶこの日は 忘れえめやも
(巻10・1880 )

【白毫寺】
高円の 野辺の秋萩 いたづらに 咲きか散るらむ 見る人なしに
(巻2・231 笠金村)

【伐折羅(ばせら)像・新薬師寺】
今日よりは 顧みなくて 大君の 醜(しこ)のみ盾と 出で立つ我は
(巻20・4373)


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