一歩進んだ愛犬家
もっとスゴイ愛犬家をご存知の方、お知らせくださいね。
私がまだ小学生だった頃、クリちゃんをおんぶして歩くおばさんに
よく会った。
季節は冬で、おばさんはねんねこばんてん(今のママコート?)姿。
首から上だけ出ているクリちゃんは、赤ちゃんではなく黒い雑種犬!
当時から犬が好きで好奇心も旺盛だった私は不思議でたまらなかった。
ねんねこばんてんの中のクリちゃんは、おとなしくおんぶされているが、
ヒモでくくられているのだろうか?
一体どういう姿勢で?
一体どういう気持ち?
クリちゃんのおばさんに会うのが楽しみだった。
当時、犬は外で飼うのが当たり前。
よって、クリちゃんのおばさんは変人だと噂されていた。
今、思えば、クリちゃんは老犬で弱っていたのではないだろうか。
愛犬と離れがたくて、おばさんはクリちゃんをおんぶして
散歩していたのではないだろうか・・・。
クリちゃんのおばさんは勇気ある愛犬家だったのだ!
今お元気だったら、会ってみたい。
そして、愛する犬に死なれた気持ちを語り合ってみたい・・・。
クリちゃんのおばさんは
ちょっとスゴイ!
書きたいと思います。
子犬の時も可愛かった。けれど、成犬から老犬になってからが犬を飼う喜びは大きかった。
名前を呼ばれる声の微妙なニュアンスを聞き分ける表情。共に行動を起こす時の絶妙なタイミング。
犬と人間と強い絆で結ばれているな・・・と思える瞬間がたまらなかった。
早いものです。1月16日はシロサンの49日です。
いなくなったことは淋しく悲しいけれど、シロサンは幸せな一生だったと思いたい。
自分も愛犬家の一人だと思っているけど、世の中、上には上がある、という話を
愛犬家の話
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