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2007年07月01日

最近読んだ本

鏡の背面

コンラート・ローレンツの鏡の背面を読み終えました。ローレンツといえばソロモンの指環―動物行動学入門で有名ですが、これを読もうかなと思っていた頃に何かの書評でこの本を知り、取り寄せたもののシートン動物記のような軽い読み物を期待していたのに、教科書のような内容に放置していたのでした(^^;)。
細胞・分子レベルの話から電気回路(!)、進化、文化、哲学等などあらゆる分野の話題が絡み合ってついていくのがなかなか大変でした。特に哲学的・宗教的な話になるとおいてけぼりです。
人間とは何か、魂とは何か、生命とは何か、を科学的に探ろうとすると認知・知覚の研究になるのか、高齢の科学者が最後「認知」の研究に取り組む、というケースが多いような気がして、そのあたりの興味を支えに根性で読み通したという感じ(^^;)。

投稿者 idic : 2007年07月01日 22:20

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