2011年09月05日
雑感本屋に行こう
最近わざわざ電車に乗って大型書店に行く、ということがなくなっていました。月に一度は梅田の紀伊国屋と旭屋、古書の町をはしごするのが習慣だったのに。特に絶版本を探すのはネットの方が楽だし。
ところが待ち合わせの都合で久しぶりに本屋に入ってネット書店は本物の書店の代わりにはならない、これはこれで生き残りそうだと感じました。なんというか、一度に入ってくる情報の量が違う。大型書店に行かないと無かった本との出会いがいっぱいありそうに感じました。
同じような意味で紙媒体の新聞が残りそうな気がする。新聞紙なんて特に無駄な労力と資源を使っているように思っていたけど、あの大きさと見出しの強弱で必要な情報が効率的に取捨選択できていることにこちらも最近実感。
自分なりにC'monしてみた
人の性格はあまり変わらないもので、またいつか本来の私に戻るかもしれないけれど、震災後の私はちょっと変わった気がする。あまり社交的な性格でないので、ずっとわずらわしいと思っていた親戚との付き合いや同窓会が大切な絆を確かめ合える貴重な機会と楽しめるようになり、今までなら全力で拒否っていたであろうな、拒否しようと思えば拒否できるプロジェクトへ参加してみたり。自分でも不思議な感じ。
肝心のアルバムのC'monの方は「ザ・マイスター」と「デッドエンド」が激しくつぼ。
どちらも最初は曲にひかれたのに、今は歌詞がグサグサ突き刺さってくる。
背中押してもらいながら、このままの私が続けられたらいいなと思っています。少なくとも今は…。
2011年08月15日
雑感初盆無事終了
こういうことを一人仕切っていた本人が仏さんになってしまい、周りの人に助けてもらいながらあたふた。
詳しい飾り方が分からず、ネットで調べたら地方によって随分異なるようで、わざわざ画像を上げておられるところはマジですかレベルの豪華さ。逆に棚や館を手作りの地方があったり。こちらは四十九日の間使った棚と灯篭を使いまわし。白木の館のみ購入と結構合理的。本日片付け前に記念撮影。
- ハスの花は近所で栽培しておられる方からのお供え。子供の頃からお盆にハスの花を配って歩く手伝いしていたとのこと。ありがたいことです。
- ミソハギは…畑の土手に植えていたものを初めて草刈手伝った息子が刈ってしまったらしく、枯れかけのものを購入。切るとすぐに枯れてしまうものらしい。
- 麻がらの階段は叔父が作成してくれました。作ってもらって何ですが4点でしっかり支えられるものは一つも無く、こういう作業が得意だった父が文句たれているんじゃないかとちょっと心配
- キュウリの馬となすびの牛は庭のブロックの上に。ナスもキュウリも毎年取れすぎて会社で配るのが恒例だったのに今年は飾れそうなのを探すのがひと苦労なほど。でも姪たちのイマジネーションのおかげで、まっすぐなキュウリよりもダイナミックな馬になりました。
- 粗供養は故人の好きだったものがいいかなと思ってビール詰め合わせにしたら、お供えがビール、ビール、ビール…。
- 盆提灯は親戚がお供えしてくれたものを縁側につるす。そのうちの1つだけ残して8月中は飾っておくらしい。
- 送り火は麻がらと線香を束ねたもので。五山の送り火のニュースを見ながらいつもの年とは少し違った感慨に。
- 若い頃はわずらわしいと思っていた田舎の付き合いが、心強く感じられてきたのは、歳のせいでしょうか、震災のせいでしょうか。