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ユニークでインパクトのある歌詞はB'zの魅力の大きな要素だと思います。でもね、ちょっと突っ込みたくなるときがあるんです。

2007年04月17日

決断をふきかける

決断は、自分では下すもので、他人に対しては促したり求めたりしますが、ふきかけたりしませんよね普通(^^;)。ふきかけるといえば息ですよね普通(^^;)。
B´z The Best Treasureにも収録されている「もう一度キスしたかった」に出てくるフレーズですが、歌詞を注意深く読んでいくと「眩しい夏」「燃え上がる思いははかなくて」「痩せてしまった二人の灯」と、夏から冬への季節の移ろいと共に二人の間の情熱が小さくなっていく様が炎にたとえられています。
最後別れ話を切り出すために彼のもとにやってきた女性は食事に誘います。テーブルの上のロウソクの炎はかつて真夏の太陽のように燃え盛った二人の間の情熱の残り火のようです。最後のグラスを空け、ロウソクを吹き消し席を立つ彼女。具体的には描かれていないにもかかわらず「決断をふきかける」という言葉のお陰でこんなイメージが広がります。
実はあまり好きな曲ではなく再生回数もそれほど多くないのですが、このフレーズはうまいなと思いました。

投稿者 idic : 20:31 | コメント (0)

2007年04月20日

鳴りやまない熱き鼓動

これはちょっと自信がない。別のアーティストの曲でも似たようなフレーズが出てきたので、結構使われているのかも。でも鼓動が鳴りやんだらまずいんじゃ?と思うのは私だけ?高ぶったり静まったりしても途切れないのが鼓動でしょうと(^^;)。
私の場合、鳴りやまない○○という穴埋めがあれば、真っ先に出てくる言葉は拍手です。このイメージがくっつき鳴りやまない鼓動、と言われるとドームかスタジアムかに集まった聴衆が一体となり一つの大きな生き物のように脈打っている様子が浮かんできます。これなら熱きが入っていても違和感ない気がします。

投稿者 idic : 22:48 | コメント (0)

2007年05月01日

さまよえる蒼い弾丸

弾丸にさまよわれると非常に怖い気が(^^;)。避けやすいように真っ直ぐ飛んでもらいたいものです(^^;)。おうちに閉じこもってくさってないで、『飛びだしゃいい』、『旅すりゃいい』、って感じの歌詞なので、弾丸=スポーツカーかバイクかな(個人的にはYAMAHA時代の中野真矢選手の青いバイクを思い浮かべてしまいます)で違和感ないのですが、この曲名だけ聞いたら??です。

投稿者 idic : 22:32 | コメント (0)

2007年05月04日

花束のような言葉

駅のプラットフォームでのお見送りシーンで、『空ばかり見てる』とあるので他にも見送りに来ている人が何人かいそうです。その中には実際に花束を持った人もいるのかも知れません。そこから少し後ろに下がったところで、気の利いた別れの言葉をかける気にはならず、かといって引き止める勇気も出せずうじうじしている様子が浮かんできます。餞の言葉にも音的に似ていますが、こちらはお馬さんの「鼻向け」なので、このシチュエーションでは『花束のような言葉』がきれいでやわらかくていいですね。
BIG MACHINEの中の箸休め的な曲「眩しいサイン」ですが、このアルバムの中では「アラクレ」の次に好きな曲です。

投稿者 idic : 23:03 | コメント (0)

2007年05月08日

一寸先はX

さすがにこれは常識テストで「一寸先は( )」という穴埋めがあれば、いくらB'zファンでも闇を入れると思いますが(^^;)。先のことは見えない、予測できないという意味では闇もXも同じようなものだと思うのですが、「闇」というネガティブなイメージが「X(未知数)」になると非常にポジティブなイメージに変わります。しかし『暗い世界 自ら光れよ』『己が 今を変える』といったフレーズからも分かるように単に楽天的に明るい未知の未来を期待しているわけではなく、将来の不安を吹き飛ばすには自分で努力しなさいと。このあたりの、苦労や不安に対するスタンスが魅力の一つです。

投稿者 idic : 23:03 | コメント (0)

2007年05月14日

風のうわさ

さっそく「ロンリースターズ」からです。
最初は気づかなかったのですが、繰り返しているうちに何か引っかかるなと思ったらこの言葉でした。「風の便り」=「噂」だから『風のうわさ』はおかしいやろ、と思って調べたら結構使われているようで。渡辺 淳一の風の噂という本まであるし。失礼いたしました(^^;)。いや別に意識して探してるんじゃないんですよ(^^;)。

投稿者 idic : 21:34 | コメント (0)

2007年05月21日

スーツたち

「闇の雨」に出てくるフレーズです。TIMEには『傘たち』というフレーズもありました。どちらも彼女の元へと向かう途中です。
気持ちが彼女の元にあると周りの人が物に化してしまうのかというとそうではなく、『恋をしているのだろう』と感情を持った人として認識しています。それでもあえてスーツと呼んでしまうのは、出来るだけ今は関わりを持ちたくないという気持ちの表れでしょうか。

投稿者 idic : 22:09 | コメント (0)

2007年06月02日

涙は熱いものだと知る

ファンになるきっかけとなった曲、BANZAIの一節です。変わった歌詞だな、いったいどんな人間が書いてるのだろう、と思わせるほどインパクトのあった曲なので、印象的なフレーズ満載なのですが、あえて一つ取り上げるとしたらこれでしょうか。
涙は堪えようとすればするほど熱いものなんです。彼女に出て行かれったっていうのにえらく分析的ですね(^^;)。そのせいか涙を流しているにもかかわらず結構冷静な感じがします。
彼女が出て行った後に空元気出して騒いでいるといえば、カバーの「勝手にしやがれ」も似たようなシチュエーションですが、歌詞を比べてみるとBANZAIがいかにB'z的か良くわかります。お酒で紛らわすのではなく一生懸命自分を納得させることが出来る理屈を探しています。どちらが一般的かといえば、お酒で紛らわす方が共感を得られやすいでしょうが、BANZAIのちょっと風変わりな感性には、一度惹かれてしまうとどっぷりはまり込んでしまう不思議な力があります。

投稿者 idic : 12:48 | コメント (0)

2007年11月04日

Baby I'll come alive (for myself)

FRICTIONの歌詞の一節です。(for myself)の部分は歌詞カードにないので聞き違いかも知れませんが、どう聞いてもこれ以外には聞こえません(ヒアリングは苦手なので絶対とはいえませんが)。Babyがなければ(for myself)がついていても違和感ありませんがどうなんでしょう(^^;)。こういう「えっ?」と引っかかるところが面白いのですが。

投稿者 idic : 23:06 | コメント (0)