イタリア旅行記  〜フィレンツェ・買い物編〜  

< 6/25夕方>

漸く空いたトイレの中をのぞいてみると・・・何と便座がないっ!

洋式の便器がこつぜんとそこにあるだけで、座る所がついていないんです。
後でわかったのですが、イタリアって結構こういうトイレが多いんですよ。だから使う時には空気椅子状態になる訳。数日後には慣れましたが、この時は初めて見た衝撃に負けて、フィレンツェなんだから、どこにでもトイレはあるから(こ れが甘かった)ここはやめようという事になり、アカデミア美術館を出ました。

次に目指したのはメディチ家の教会。でも、閉館時間がやたらに早くて入れず。

仕方なく買い物タイムにしようという事になり、友人が行きたがっていた革製品の お店を目指す。途中スリが多いと言われている中央駅周辺を通過。結構緊張しながら 通り過ぎる。
すると目の前がサンタ・マリア・ノヴェッラ教会でした。外から見学してトルナブオーニ通り(ブランド店の密集地)周辺を目指して再び歩き始める私たち。

彼女の行きたかったお店は、エルメスのキャリーバッグを作っていた職人が作っているハイクラスと同じような商品を売っているお店だったのですが、これが何故かみつからない。
住所からして場所はあっているので、どうやらお店が閉まっているかなくなったのかもしれないという結論に辿り着く。かなり歩いて疲れた私たちは、トルナブオーニ通りを通ってから集合場所のドゥオモの周辺に行く事に決めました。

トルナブオーニ通りはグッチ、フェラガモ、マックス・マーラ、エルメスetcなどのお店が続く高級店街。途中疲れてこの通りの教会で座らせてもらう。(イタリアは教会が多い上に、内部がすばらしい所が多いので、疲れたら入っていました)

店には全く入らずひたすら歩く私たちの前には、グッチとかフェラガモの袋をいくつも持った日本人がたくさん歩いていました。結構無防備に見えた彼女達。これじゃあジプシーのいいカモです。せめてバッグは背中に背負うのではなく、自分の体の前か横にくるように持つべきだと思いました。

再びひたすら歩き、ドゥオモの周辺へ。とにかくトイレを見つけなきゃという事になり(午前中から行っていなかった)、Bar(喫茶店)に入る。
シニョーリア広場の一等地にあるBarに入り、疲れたので座る席にしてコーラを頼む。
場所が良かったせいか、座ったのが悪かったのか(立ったままなら安い)、このコーラは何と12000リラ!(960円)びっくりだけど、まぁシニョーリア広場を見ながら休めたからいいかぁと思う。
でも、さすがにトイレの前に置いてあったかごにチップを入れる気にはなりませんでした。

ちょっと元気になり、再びお店巡りを再開。(買い物になっていないところが寂しい)
デパートのCOINに行きたい!と思い、広場に立っていたガードマンに尋ねる。
「スクージ、ドベェ コイン?」(←何だかこればっかり)
するとまっすぐ行って右だよというので、おーっ!そんなに近い所に!!!と驚く。 はっきり言ってそこから見えてました。(笑)

コインに入るとかわいいものがたくさん!地階はハウス用品で、1階2階が洋服と小物。そこで友人は漸くケーキ型を買いました。私は色々みていいなぁと思ったものの、これというものがなく、また手ぶらで店を出る。こうなってくると買い物って難しいものに思えてきました。

6時近くなったのでピザ屋に行こうチームはドゥオモに集合。集まると皆荷物がいっぱいになっていました。
新婚さんたちはフェラガモの袋をお決まりのように持っていました。皆で何を買ったのか見せあい、買ったものって性格人柄が出るよねと皆の意見が一致する。私はビデオと友人はケーキ型。うーん・・・・・ちなみにツアコンはワイン3本でした。
その後、漸くピザ屋へ出発しました。

・上の写真はフィレンツェの街を撮影したものです。 (著者撮影)

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