イタリア旅行記  〜ローマ・カンツォーネナイト編〜  

< 6/23 ・夜>

ホテルとレストラン間だけの移動なのに、何故かイタリア人ガイドがつくカンツォーネ・ナイト。
これは何処でも言える事ですが、イタリアはとにかくイタリア人ガイドがつきました。観光で食べている国でもあるので、法律でイタリア人ガイドを雇わなければ罰金をとられる場合もあるそうです。

レストランに到着後、古代ローマ人の格好をした人と玄関でまた写真をとられまし た。(今度は購入した私)中に入ると既に女性歌手がすごいソプラノで歌ってて。しかも日本語で「荒城の月」何で?と思いつつ席に着く。見てみると中は日本人だらけ。どうやらここは日本人向けの、カンツォーネが聴けるレストラン。
女性ボーカリストとギターを持った男性、アコーディオンを持った男性の合計3名のバンドは、すごい盛り上がりをみせてました。

ツアコンがリクエスト(リクエスト料は1000リラぐらい)した「ボラーレ」は、良かったですよ。やっぱり私は女性より男性の歌の方が好きです。(おばさんの歌はちょっとうるさいぐらいでびっくりしました)

しばらくいるとパターンが分かったのですが、彼らの歌は「荒城の月」が一区切りでこの曲が終わるとお休みに入るんですよ。そして、帰るお客さんには「アリベデルチ・ローマ」(さようならローマ)を歌うんです。私たちの集団には新婚さんが多かったので、「瀬戸の花嫁」を日本語で歌ってくれました。(笑)

料理はそこそこっていう感じでしたが、やっぱりイタリアに来たからにはこう いう所に来るっていうのもいいものですね。マイクなしでも大音量っていうのはさすが。本当に楽しかったです。

夕食後、再びホテルへ。バスから見るローマの夜はとてもきれいでした。ライトアップされた遺跡も夜ならではの美しさ。バスじゃなかったら見られない(夜は怖くて歩けない)夜景は、一見の価値があるものでした。

イタリア人は夜中までわいわいやってる人達なので、10時頃だったのですが、結構人が街に出ていました。(話しによると、2時頃まで遊んでいるそうです)

車が多くて排気ガスも多いのに、道にテーブルを並べて皆食事をしているんですよ。 わいわいしゃべりながら楽しそうに。また、そんな風景が似合う街なのでした。

・上の写真は迷ってしまって突然目の前に現れた建物で、未だに謎の場所です。
 ここから坂を下るとトレビの泉でした。(著者撮影)

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