イタリア旅行記  〜アッシジ編〜  

< 6/24>

翌日7時にモーニングコール、7時半に荷物を廊下に出して8時にホテルを出発。
今日はJALのウリのバス、ユーロエクスプレスというバスでアッシジ経由でフィレンツェへ移動。(パンフレットではツアー中ずっとこのバスを使えるように書いてありましたが、実際に乗れたのはこの日だけでした。笑)

ユーロエクスプレスは日本的なサービス付きの、快適なバスでした。(おしぼり、飲み物、トイレ付き)途中、高速道路のドライブインでのトイレ休憩で、初めてお金のいるトイレに入り、これが噂に聞く有料トイレねと思う。だいたい200リラから500リラと小額なんですが、イタリアはチップがいるトイレって結構多いんです。

アッシジは石の街で、石畳と石造りの家がどこまでも続く絵に描いたような街。昔のままの街並は、本当にきれいでした。観光に力を入れているので、街全体がとてもきれいなんですよ。ゴミも落ちてないし、花はみんな窓辺に飾っているし。

アッシジと言えばサンフランチェスコ教会ですが、この教会がまたすごかったです。 ステンドグラスもフレスコ画も、本当に見事としか言いようがない。天気が良かったせいで、この日はステンドグラスの発色が最高の状態だとガイドさんが言っていました。とにかく教会全体が絵とステンドグラスで装飾されていました。

そして教会の地下には聖フランチェスコの遺体が祭壇のような所に安置されていました。ここは信者にとっては巡礼の地。しかし祈りを捧げている人は数人で、ほとんどは観光客。とにかくごった返していて、始終修道士に静かにと怒られていました。

教会内は修道士がガイドしてくれたんですが、(修道士付きでないと内部ガイドの許可が出ないとか)この人、日本人でした。ここには現在2人日本人の修道士が居るそうです。教会内はローマ法皇のおふれで、写真撮影、ビデオ撮りは一切不可。教会内の絵は、フランチェスコを讚える絵で埋め尽くされていました。

教科書で見たことのある絵を見た後、再びアッシジの街へ。この街が曲者でした。

すごく坂の多いところで、私たちは歩きやすい靴だったので良かったのですが、サンダルを履いていた人には地獄だったと思います。とにかくめちゃくちゃ歩くんですよ。しかも太陽は容赦なく照り付けるし。巡礼の地はさすがに楽じゃない訳です。

必至で登りついた所は街の広場。鐘楼と噴水がありました。
その後、聖女クララの教会を外から見て、レストラン目指して再び徒歩で移動。やっとの事でレストランに着く。

今日のお昼はうどんの様に太いパスタ(トマトソース)とラビオリみたいな、間に何か 入った四角いパスタ。その後鳥のグリルが出てきました。今日のお昼もまずくはないけど、おいしくもないっていう感じ。デザートのテラミスとパンナコッタを食べる頃には もういらない〜っていうぐらいこってりしたお昼でした。

さて、歩け歩けの遠足の様なアッシジを後にバス出発。皆はバスに乗り込んだ途端、 疲れてお昼寝タイムに入っていました。ガイドさんの話しなんて誰も聞いていない状態でした。

途中、道路のわきにはひまわりが群生して咲いててとーってもきれいでした! 日本では北海道ぐらいでしか見られないんじゃないかと思うのですが、イタリアでは本当にこのひまわりの群生、あっちこっちで見ました。油をとる為に栽培しているから多いのですが、特にトスカーナ地方には本当に多かったです。

漸くフィレンツェに到着。レオナルド・ダビンチが好んで良く絵に描いたという糸 杉が植わっている、感じの良いホテルへ着く。広い庭がきれいな所で、近くには古い 立派な教会がありました。

ロビーで部屋の鍵をもらい、いざ部屋へ。これが、怖いぐらい広い部屋。
昨日までのとはうってかわって広いスペースにドライヤーつきのバスルーム。今日の部屋はいいなぁと思ったのですが、ここで思わぬ問題が・・・・

・上の写真はアッシジの街を撮影したものです。 (著者撮影)

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