3、小割
十六割の一片を、大小交互に割る。
八十本位の場合は、一片を十平均に割ると、百十六本になり、太い穂が八十本になる。
小割

4、味削り

小割を逆にし、穂先の部分を温湯で煮て台の上に乗せて、肉の方の根元から先になるほど薄くなる様に削る。
適当な薄さに削れると、内側に丸くなるように削り方を変える。
味削り

5、面取り

削り上がった茶筅の太い穂を、一本宛穂の両角を削って角を除く。
これはお点前の茶の附着しないようにする為である。
面取り

6、下編

面取りの出来た太い穂を上げ、糸で編んでいくと、細い穂はそのままで太い穂は開く。
下編み


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