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今まで数々のクラブを紹介してまいりました。
小学生から大学生までのあらゆる部を見てきて、
十人十色、十部十色(造語だべ)
だなぁ〜というのが感想。
その中で、小学生 というのは
ウルトラ強烈。
そりゃぁ〜子供だから…と片付けりゃそれまでだけど、
大人に無いそのまんまで容赦無しにぶつかってくる (+_+)
普段使わないパワーがどんどん減っていくぅぅ。
しかしそれと交換に、大人になって忘れていたもの、何か違うパワーを小学生の子供たちから貰うのも確か。
ピチピチ短大時代、小学校へ教育実習に行ったばんちょは、小学2年生のクラスを持ち、全て100%で返していたら、
カスカスに声をからして、最後の方は授業にならなかった…
そして、授業中寝て、生徒に注意された…
そんなこんなで、ばんちょ、対小学生には構える傾向があ〜る。
いざ 鳥見小学校 グラウンドへ。
時間と共に皆がグラウンドに集まってきた。
その数100人以上…
今話題の川に大量出現した「ボラ」を思い出した (^_^;)
ある子が言った
「ばんちょ今17敗中!!」
「サッカーやっとったやろ?下手やなぁ〜」
……早速グサグサきた。
それにしてもラグビーって小学生には激しすぎるのでは?と思いきや、
子供の立場に立って考え出された「ミニラグビー」や、新しい形の
「ノータックルラグビー=タグラグビー」なんていうのがあって、それで競技しているのだそうだ。
「ラグビーで遊ぼう!」をモットーに伸び伸びと子供たちは練習をしていた。
そして何より心に残ったのは、このクラブの方針が「親子参加型」
であるということ。
指導者は、子供の(父)親たちである。
各学年の練習に3〜4人の親がつく。
その横で、ゴソゴソとラグビーをしている大人の女性たちがいた。
それは…
!!??子供のお母さんチームゥゥ!
去年の奈良の大会では優勝したそう!(゚o゚)
中には、自分がやりたくて子供をこのクラブに入れたのだという人も!
グラウンドの隅で我が子を見守るというだけでは無〜〜〜いっ!!
精神、身体の育成に生身で子供達とぶつかり合い、スキンシップを取る!!
まして大人も楽しめる!
一石二鳥やぁ!!とは言うものの、不景気不景気の社会の中で、仕事休みの日曜の練習にゃお父上方も体は休めたいはず。
次の日を気にせず、土曜はうぃ─────っと酒で潰れたい時もあるはず…
(ばんちょだけ?)
世知辛い世の中や…と思わない日はないばんちょに、それを忘れさせてくれる風景がここにありました。
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