グレンリベット蒸留所
 
いよいよザ・グレン・リベット蒸留所。
蒸留所内の見学のほか、研修ルームでのテイスティング会。
年代物のセラーコレクションなど、目を奪われる逸品が勢ぞろい。
しっかりリベットのお勉強をしてまいりました。



   
 
   
 
     
ウェルカム・パーティの翌日、いよいよザ・グレンリベットの蒸留所見学ツアー。
(中段)
まずは発酵層から。 マッシュ(もろみ)発酵を終えたお酒の試飲をしましたが、乳酸菌のすっぱい味。
(下段左)
グレンリベットの蒸留ポッド・スチルの特長は、 なんといってもそのネックの長さ(ほかの蒸留所のポッド・スチルと見比べてください)。この長いネックのおかげで、すっきりとしたクリーンなアルコールに蒸留されます。
逆の形状として特徴的なものにマッカランが挙げられます、味はフルボディ。
ポッド・スチルは大小4つ、大=初留釜、小=再留釜。
(下段右)
カギをかけられた「First Spirit Safe」。蒸留の第一段階が終了したこの時点から酒税の対象となるので、きっちりごまかしのないように管理されます。




   
 
     
樽を寝かせる倉庫の扉には…「Time is the Master of Perfection...」時は熟成の師である。
特徴的なブルーの色が無数に見える倉庫内部。この倉庫の中だけでもかなりの数ですが、ここ以外のものもすべて合わせて、シーバス社では常時640万本の樽を、バーコードで管理しているそうです。
(下段左)
シェリーカスク 480リッター樽
シェリーカスク用の樽は、現在3種類と契約しているそうで、そのうちのひとつは「サンディマン」と教えてくれました。とても貴重な情報です。
(下段右)
バーボンカスク  250リッター樽
バーボンカスクのメインはジンビーム。バーボンの場合はその銘柄によって味はほとんど左右されないのだそう。



   
 
     
研修ルームに移り、テイスティング大会。ニューポッドのものから新製品など6種類を試飲させていただきました。
グラスの上に被せたプレート、このたび当店でのテイスティング用にも購入しました。香りを少しでもよい状態で味わっていただくためのアイテムです。
(下段)
またこのあと、ベスト・アンバサダーに選ばれたコレオスの福島さん(写真中央)と婆娑羅の曽我さん(写真右)に対しての表彰式も行われました。
そして一行は蒸留所近くのシーバス社直営のバーへ。陳列がすごい!



   
 
     
蒸留所の外はスコットランドの広大な風景が拡がります。
(上段右)
グレンリベットの仕込み水である湧き水「Josie's Well」。
ミネラル分が豊富で、それが麦の甘さを引き立たせる効果があるそうです。
(下段左)
グレンフィニリーウォーター。
かなり軟水(平均30〜40の軟水)で、原酒を70度から63.5度まで割るときの割り水として利用するものです。
地下のパイプを通って蒸留所まで引いています。
(下段右)
プレートに書かれた文字は「Site of the Glenlivet Distillery first licenced 1824 by George Smith (1792 - 1871)」。
ここは最初のグレンリベット蒸留所の跡地で、火災のために移転したのだとか。



   
 
     
こちらはセラー・コレクションの倉庫。
2年に一度、しかも状態の良い年限定でつくられるセラー・コレクションは希少価値があります。
(下段左)
ずらっと並んだボトルデザイン。左が初期のものですが、一番右に写っているボトルで8年ほど前のデザインです。ご記憶にあるかたもいらっしゃるのでは?
(下段右)
しっかりテイスティングもさせていただきました。


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