樽を寝かせる倉庫の扉には…「Time is the Master of Perfection...」時は熟成の師である。
特徴的なブルーの色が無数に見える倉庫内部。この倉庫の中だけでもかなりの数ですが、ここ以外のものもすべて合わせて、シーバス社では常時640万本の樽を、バーコードで管理しているそうです。
(下段左)
シェリーカスク 480リッター樽
シェリーカスク用の樽は、現在3種類と契約しているそうで、そのうちのひとつは「サンディマン」と教えてくれました。とても貴重な情報です。
(下段右)
バーボンカスク 250リッター樽
バーボンカスクのメインはジンビーム。バーボンの場合はその銘柄によって味はほとんど左右されないのだそう。
蒸留所の外はスコットランドの広大な風景が拡がります。
(上段右)
グレンリベットの仕込み水である湧き水「Josie's Well」。
ミネラル分が豊富で、それが麦の甘さを引き立たせる効果があるそうです。
(下段左)
グレンフィニリーウォーター。
かなり軟水(平均30〜40の軟水)で、原酒を70度から63.5度まで割るときの割り水として利用するものです。
地下のパイプを通って蒸留所まで引いています。
(下段右)
プレートに書かれた文字は「Site of the Glenlivet Distillery first licenced
1824 by George Smith (1792 - 1871)」。
ここは最初のグレンリベット蒸留所の跡地で、火災のために移転したのだとか。