イタリア旅行記  〜ベニス・買い物編・2〜  

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まず訪れたのはレターセットやスタンプ、水彩画のポスターなどを売っているお店。
3人とも同じぐらいの歳だったので買い物モードに入った途端、あれもこれもかわいいとか、いいねとか言いながら同じテンションで盛り上がっていました。
ベニスの街の色々なシーンを絵はがきにしたセットと、サンマルコ広場を横長の精密な絵にしたポスターを日本円で購入。お店のおじさんは、「ありがとう」と日本語で言っていました。

次にブランド店が並ぶ通りへ。カルティエのショーウィンドーを「きれいね〜」と言いながら通り過ぎる。
友人がお姉さんからの頼まれものを買いにグッチに行く!と言い、ツアコンも行く予定だったという事で、いよいよイタリアのブランド店訪問初体験。数人の店員がお客さんを待ち構えるように表を見ている、何だか入りにくい感じのグッチのドアを開けたのでした。

中に入ると私たちの他にはお客さんが2人いるだけで、店員のほうが多い店内。全て英語で会話は成立します。

何が欲しいのかを尋ねられ、答えるとその商品を引き出しの中から取りだしてテーブルの上に並べてくれます。私は完全に付添気分で付いてきたのですが、見ているうちにやっぱりその商品の美しさに魅せられてしまい、結局お財布を購入。光沢の美しい茶色のシンプルなスタイルの財布です。
後、母にも去年からシリーズで出ているバンブーのお財布をお土産に購入。もーこうなったら散財はとまらない!

ツアコンが洋服を見ていると、何と先駆けてセールに入っていて(普通イタリアは7月から)30%オフと店員が説明を始めました。
最初は盛り上がっている友人とツアコンを見学していたのですが、だんだん見ていると欲しくなってきて、商品を手に取って見るまでになる私。そしてベージュのTシャツが欲しくなり、更に黒のサマーセーターに魅せられ、「ここで買わないで後悔するより、買って後悔する方がいいよ!」と2人に背中を押してもらい、結局2枚とも買ってしまったのでした。(誰も私を止めてくれませんでした・・・)

免税手続きとセールで、結局洋服は2枚を1枚分で購入。友人も洋服とお財布を、ツアコンは洋服を購入。それぞれがグッチの紙袋を肩から掛けて、漸くグッチを後にしたのでした。

一抹の不安と嬉しさを胸に再びベニスの街へ。途中父へのお土産を買い、ベニスの有名なシルクプリーツのお店をウィンドショッピングして、結構疲れたので早めにホテルに戻るというツアコンとまたまた一緒に水上バスでホテルに戻る事にしました。

ホテルのフロントに紙袋を預け、お昼を食べるべく再びベニスの街へ。初めて自力でお昼ごはんを食べる事になりました。

どこにしようかとウロウロしたあげく、サンドイッチでいいかという事になりバールへ。まず食べたいものをレジで言ってから座ると伝えて席へ。 (イタリアではどこでもそうですが、スタンドとテーブルでは料金が違います)

そのお店はスタンドとテーブルが5ツぐらいの小さなお店で、ウェイターは2人だけでした。席に着いて待つことしばし。ウェイターが頼んだサンドイッチと飲み物を持ってきました。結構疲れたと話しながらお昼を食べ終わる。一応トイレに行こうと思ってドアを開けてみると、久々に便座なしのトイレ出現。あきらめてお金を払い、再びベニスの街へ。

ホテル近くのお土産やさんでお菓子を買い、疲れたので集合時間までロビーで座っている事にしました。

6日目を迎えているツアーに皆すっかりバテ気味で、1時半の集合時間のずっと前からほとんど全員が揃ってしまう。既に荷物は朝にバスに運ばれていたので、お土産だけを抱えて昨日ベニスに到着した時に入った駐車場へ徒歩で移動。

途中橋の上で、シャネルとかビトンとかのまがい物バッグを並べているアフリカ系露天商を発見。(まるで難波)更にダンシング・ミッキー(ローマでも良く露天商が売っていた)まで見つけ、皆で「イタリアの露天商は必ずダンシング・ミッキーを売ってるね」と話す。

このダンシング・ミッキーは紙みたいな物で出来たミッキーのボディーに柔軟性のある棒の様な不思議な手足が付いていて、地面に立たせるとスイングするという代物です。それで、この商品を売ってる人は必ずラジカセを持っていて、その前にこのミッキーを立たせているんですよ。するとこれが何故かリズムに合わせて揺れているみたいに見えて、ミニーと肩を組ませたりなんかすると、楽しそうに踊っているみたいに見えるんですよね。何度か欲しそうにしている子供を見ましたが、買っている人はイタリア旅行中一人も見なかったという商品です。値段が書いていないという、結構怪しげなものでした。

漸くバスに乗り込みミラノに向けて出発。治安の良かったベニスから、ガラっと変わる街へ移動したのでした。

・上の写真は水上バス乗り場(左)とサンマルコ寺院(右)を撮影したものです。 (著者撮影)

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