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近年、特にブームとなっている「津軽三味線」。
「古い日本の楽器やん!?
年配の人がやるもので…何が良いんだろ?ベベン♪ベンベンと…。」
…幼い頃はそう思っていた。
それが今は、想像もつかなかったジャンルやテイストの全く違う洋楽器等と津軽三味線とのセッション。
そのために生み出された「エレキ三味線」。
その演奏を聴いた時、 その斬新で豪快華麗な音色に魅せられた───っ
正に温故知新!!
ばんちょの琴線に触れまくり〜〜!!
何故だろう、津軽の名曲の響きも何故か今は新しいものに聴こえるのだ!!
ギターよりも!ピアノよりも、ふっと三味線を手に取り「ベベンベン♪」なんて
『す・て・きじゃ〜ん (#^.^#)』
そう、ばんちょも正直、習いに行こうかなと思ったこともある。
ひそかに憧れの「津軽三味線」なのだっっ!!
でも、全くの素人、無知子状態。
「取材だけど、マジ教えてもらって多少は上手くなって帰るぞっ!」と内心はメラメラ。
奈良大学付属高等学校 同好会から昨年「部」に昇格した、
津軽三味線部にお邪魔しました ヽ(^。^)ノ
部員は3名。体は大きいけど、あどけない顔をした男の子3人。
3人とも高校から始めたのだそう。過去、音楽に携わっていたのは1人。
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ん!? 皆、初心者に近い状態では??
ばんちょが中に入っても、そう差はなかったりして〜〜〜〜!!???
チャンチャラ オカシイゼ アマカッタ
(T-T)
3人の演奏は、力強く、しかも力任せだけでは決して出ない音色。
2年生の部長 塚本君なんて、余裕すら感じる。
1年半でここまで上達したの???
(やはり高校生という若さ故の習得の早さか… (=_=))
実際、三味線を持たせてもらったけど、思ったよりデカくて重い!!
構えの指導を受けただけで
「十分です!有難うございましたーっ」
と帰りそうになった。
その上、分かりきってるけど右手で撥(ばち)を巧みに動かし、左指で3本の弦の感所(ツボ)を押さえ、音を出す。
…それが、たった4音出すにも、スムーズに手が運ばない。
ハハッハハハハハハッ
(苦笑い)
難しいじゃないか!!
このヤロッ!
ヘラヘラやってたばんちょに、教えてくれた2年生の川西君は、人生酸いも甘いも全部分かったかのような口調で
「僕ら、練習に練習をしてきましたから…
簡単に出来たら困りますよ」
ばんちょ
「バッサリ有難う。
でも川西君かて、さっきツマってたやん!?」
その昔、唄い手の裏方的存在だった
津軽三味線は、聴衆の受けを狙って次第にエスカレートし、
唄い手と共に競うようになっていた。
それと同じように、ばんちょと川西君は、競いあって…
いや、チクチクとやり合っておりました…
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