クラブ番長をやって2年と少し。
色んなクラブを体験させてもらっただけでなく、学校に入って、訪れるクラブに行くまでの間に、
何とな〜くその学校の雰囲気が見える力もついてきたようだぁ…。
おっと、立派な弓道場発見!
まだ真新しいジャージに身を包み、基礎を黙々と練習している新入生。
野球部、テニス部、体育館からも声が絶え間なく聞こえてくる…
そしてすれ違う生徒、誰もがばんちょ達に挨拶をしてくる。
絶対スポーツ部、みな強いはずじゃ!!
間違いない!!
剣道場に上がった。
道場が狭いのか、部員が多いのか、30人位の部員がひしめき合いながら練習していた。
男女とも奈良県トップレベルで、全国大会出場も過去に何度も…。
この強さは何だろう…。
練習の積み重ね、練習内容の濃さ、集中力、団結力、伝統…
色々挙げられる…
プラス!
ばんちょは監督さんが妙に気になった。
凛とした武道着姿、立ち振る舞いも隙がない。
その表情は武士の形相で…
いやいや、
表情はめちゃ笑顔。
ずっと笑顔。
あの微笑みは、女性は弱いで。
怒った顔なんて想像出来なかった…。
褒めまくり指導法なのか!?
いや、怒ったら怖いっちゅうやつかな…
そっと生徒に聞いてみた…
- 「先生、怒ったら怖い?」
- 「…怒ったら、
めっちゃ怖いです。」
「…^_^;」 怖そう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
道場の至る所に、過去の賞状や全国大会の出場写真パネルが飾ってあった。
ばんちょが剣道着に着替える小さな部屋にも、飾りきれないパネルが置いてあった。
そこで驚くべきパネルを見てしまった…
『少し疲れ気味に写る生徒を横に、無邪気にピースをして写っている監督…』
数枚あったぞ。
何者だ!?監督〜〜〜っ!!
そして撮影開始。
やはり、監督は部員の鏡なのだなと思った。
剣道部の皆さんは、気さくで明るくて、ばんちょのバカにもノッてくれて。
でも、面をつけたら一変する。
目を見張るほど、激しい打ち合いをする。
現にばんちょ、あの優しそうな、一人声をあげて笑ってくれる
女子キャプテン 永井さんにコテンパンにやられた。
「アレ?アナタ、ホ・ン・マ・ニ、ナガイサン??」ちゅう位
ほのぼの打ち合い…
にはしてくれなかった…
隙を見てはかかってきた。
この切り替えの良さも強さの1つなのだろうと実感した。
取材の後、校長先生に挨拶ってことで校長室へ向かった。
手前の職員室の前には、お決まりのアレがあった。
が、その数の多さに驚き!
所狭しと、陸上部や野球部などの
トロフィーや賞状の飾ってあるケースが3つもあった。
ばんちょの読みは、当たってたんだなっ!
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