「そりゃボクシングをやると痩せるわぁぁ!」
…あ…ゴメンナサイ。まずは、そう感じた経緯を書かないと…。
今回行った、南京都高等学校のボクシング部は、
国体総合優勝2回! インターハイ総合優勝3回!
今までに24人ものチャンピオンを生み出した強豪校。
そんなボクシング部の取材へ行っておきながら、
のっけから「ボクシングは痩せる」なんて、失礼な話。
でも、技術的なことは何も言えません。
クラブ番長で「ボクシング部」へ行くのは、これで3回目。
だからなのか、取材中、体験することが増えてきているような気がする。
今回は、タッチ練習をやった。
これは、ゲーム感覚を取り入れたシャドーボクシングといったもので、
パンチを打つ代わりに肩にタッチし、またタッチされないようガードをする。
それに加えて、絶えずステップを踏み、相手につま先をふまれないようにかわさなくてはいけない。
簡単なようで、素人のばんちょがやると、男子生徒と女子生徒が、じゃれあって(!?)
叩いたり、足を踏んだりしているようにしか見えない!
映像を見て、我ながら初々しく思えたよ。
でも絶えず足を動かさないといけないし、
叩かれないようにしながら叩きにいかないと!
と、頭も使うから、ヘトヘトになった。
スパーリングは、3分やるんだろうなと思いきや、「2分」。
「えっ?2分でいんすか?」
とか何とかいいながら、終わってみたら、
ヘロヘロのヨボヨボのボロボロだった。
普段動かさない筋肉を使うし、インターバルで少しの休憩を挟んで練習をするから、しっかり有酸素運動となる。
ほとばしる汗にしなやかな体!
ひたすらシャドーボクシングをする彼らを見て、
「十分、シェイプアップできるよぉぉぉ」
そう思った。
…ばんちょが、やるかやらないかは別として…
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