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実はばんちょ、落語家になろうと思ったことがあるんす。
一時だけ…ですけど。
- この仕事を始めて間もない頃、喋りが上手になりたくて、
- ばんちょのアンテナは常にピーンと張っていた!
- 「どんな事でも吸収するぞっ!
- 気付いたことは、ノートに書き留めるさぁっ!」
てな勢いで。
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- そんな時、みやこ蝶々さんが亡くなった。
- テレビでは、蝶々さんを偲ぶ特別番組をやっていて、その偉大さや人となりに、ばんちょは釘付けとなっていた。
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- 「噺家で大事なのは『間』や。」
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- 大御所であるのにもかかわらず、蝶々さんは亡くなる寸前まで、眠る時は必ず「桂枝雀」さんの落語を聞きながら眠るんだと言っていた。
- 蝶々さんにとってそれが「子守り歌」であり、そうすることで自ずと体内に「喋りの間」というものが身に付いていくのだと。
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- 「これや───っ!!!」
- と思ったばんちょは、早速同じことをやろうとした。
- 当時、テレビショッピングに、よく登場していた「桂枝雀」さんの落語テープ全集を買おうとした。
- そう、自分ならではの「間」というものを身に付ける為に!と。
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- また、行ける寄席には行きまくった。
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- そして、女だけの落語家の寄席で桂あやめさんを見て、
- 「あ、…自分で落語をやったらええんやっ!
- 今からでもどこかの一門に弟子入りできるやろか!?」
- と、思ったのである。
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それから…
何がどうなって諦めたのかは覚えていない…。
けれど今回、落語研究会の彼らと大喜利をして、
ひたむきな姿を見て初心に戻ることが出来た。
「これでいい」はないんだもの!
来年は新人のつもりで頑張りまっす〜〜!
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